搬送業務が発生しなくても、全て残業扱い? - 夜間待機当番の労働時間/ライフアンドデザイン・グループ株式会社
葬儀社は365日24時間休みがない。人が亡くなったとき、すぐお迎えに行けるよう夜間休日の待機当番が設けられている。
この待ち時間も、法律上の「労働時間」に含まれ、残業とみなされることはご存知だろうか。そうなると、社員の残業時間は大幅に増え、働き方改革で求められる上限45時間を守れないし、採用にも影響が出かねない。
神奈川こすもすでは、この問題をどのように解決したのか。親会社であるライフアンドデザイン・グループで子会社各社の人事労務を統括する堀江に話を聞いた。
夜の搬送当番。
待っている時間も「労働」に含まれる?
宿直当番は、待機の場所が自宅であろうが、会社であろうが、夜間の搬送発生に備え...