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家族が違えば式の仕方もみんな違う。テーマがあって、そこから始まる。- はたらくひと Vol.2 エンディングプランナー
「なります。めちゃくちゃ、やる気になります(笑)」
小柄で童顔。入社4年目の高山さんは、葬儀の仕事といえば年配男性が主導するとの先入観からしばしば「あなたで大丈夫?」という目で見られる。そのときに燃えるのだという。
式場に到着すると黒のパンツスーツ姿の高山さんはまず祭壇を撮影、社内共有のチャットにあげる。告別式の現場は会社に寄らず「直行」、そのため写真を「共有」した時間が始業となる。
故人と家族との「最後の時間」を司るのが高山さんの仕事だ。名刺の肩書きは「葬祭事業部 エンディングプランナー」。
開式の1時間半前に会場に到着し、支度を整えご家族を待つのが決まりだが「2時間前に」をこころがけ...