第5回エンディング産業展を当編集部では災害対策、超高齢化による変化、環境問題など社会情勢に合わせて作られたアイテムにフォーカスしてお届けする。
画像: 第5回エンディング産業展@東京ビッグサイトをリポート

日本最大級のエンディング事業に特化したイベント、エンディング産業展は2019年8月20~22日の3日間に渡り、東京ビッグサイトにて行われた。出展社数は年々増え続け、昨年時点で出展社数は344社、昨年の来場者数は24,972名とのこと。エンディング産業をリードする各社精鋭人によるセミナーは昨年より20増え、過去最多で90以上開催された。セミナーでは立ち見が出るものも。ここでは当編集部が特に気になったアイテムを紹介していく。

防災具としても使用できる「水ろうそく」

画像1: 防災具としても使用できる「水ろうそく」
画像2: 防災具としても使用できる「水ろうそく」

火を使わず、乾電池も不要、少量の水に本体をつけると発電する「水ろうそく」。片手に収まるコンパクトサイズだが、暗闇でもろうそくのような明るさがある。災害用品としてアクアルミナスという商品をすでに販売している株式会社リブライト。最近ではご自宅や納骨堂などで火の使用を避ける傾向があり、水ろうそくとしてエンディング産業展に出展。まだ量産はされておらず、イベントでの反応を見てからということだが、災害がいつどこで起こるかわからない現代としてはニーズが高まりそうなアイテムだ。

▼株式会社リブライト 公式サイト
http://live-light.co.jp/index.html

葬儀参列が難しい高齢者向け、車でのホーム葬(移動葬祭車)

画像1: 葬儀参列が難しい高齢者向け、車でのホーム葬(移動葬祭車)
画像2: 葬儀参列が難しい高齢者向け、車でのホーム葬(移動葬祭車)

約2年前からアイライフマネージメント株式会社が実施している移動葬祭車。介護施設や老人ホームなど高齢の故人様が最後に過ごして作ったコミュニティー向けのお別れ会用として、遠出することが困難な方々が参加できるというもの。さらに家族葬や直葬などの増加につれ、葬儀に参列したくてもできなかった会社関係の方向けにも活用されている。移動葬祭車での葬儀の実績はまだないとのことだが、移動葬祭車での葬儀も可能。車内全体が木目調に改装されており、車の中に祭壇が設けられている。車椅子をご利用の方でもリフトで登ることができる。

▼アイライフマネージメント株式会社 公式サイト
http://www.lp-group.jp/homesou.html

環境問題の観点から、水に溶ける紙でできたおくり鳩、水鏡菊

画像1: 環境問題の観点から、水に溶ける紙でできたおくり鳩、水鏡菊
画像2: 環境問題の観点から、水に溶ける紙でできたおくり鳩、水鏡菊

海洋散骨の際に、海洋汚染など環境問題の観点から生花を投げるのではなく、水に溶ける紙を開発した株式会社エヌケー。骨壷にお手紙を入れるように、海洋散骨の際に水に溶ける紙で織られた鳩型の紙にメッセージを書いてお骨と一緒に海へ送る「おくり鳩」。また、花の形をした「水鏡菊(すいきょうぎく)」は、水に入れると花びらが1枚ずつ水を含んで沈んでいくが、水中で再び菊の花の形になってから溶けていく。海に還って行く際の幻想的なアイテム。女性的な観点で作られた温かなアイテムはお見送りする際のグリーフサポートにも。

▼株式会社エヌケー公式サイト
http://www.nk-network.jp/index.html

樹木葬、海洋散骨、宇宙葬、ペットの手元供養やお墓のサービスなどはすでに目新しくないぐらい業界では浸透してきているようだ。エンディング業界へ新規参入する企業もいる中、この業界で生き残っていくには人の想いに寄り添い、社会情勢の変化を取り入れ、ニーズを地道に掘り下げていくことが大事だと改めて思う。他業種からもこれから伸びる事業と注目されているエンディング業界がどのように進化していくのか注目だ。

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