8 月 22 日(水)~24 日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイト東展示棟 7 ホール(東京都江東区)で開催された、葬儀・埋葬・供養などの専門展示会「第 4 回 エンディング産業展」。各社からさまざまな新サービス、新商品が発表され、会場は葬儀事業関係者などを中心に多くの来場者で賑わいを見せた。 

 仏教や葬儀分野の出版並びにポータルサイト運営会社である株式会社鎌倉新書は、供養・埋葬・サービスゾーンに出展。同社が運営しているWebサイト「いい葬儀」「いいお墓」をメインに紹介した。「いい葬儀」担当者の小谷進二氏、「いいお墓」担当者の森俊貴氏にそれぞれ詳しい内容を伺った。

葬儀社と斎場の情報を配信する
Webサイト「いい葬儀」

 「『いい葬儀』は葬儀を検討されている方向けに、葬儀社と斎場を紹介しているサイトです。また、コールセンターを設けているので、生前の葬儀社選びだけではなく、ご遺族から葬儀社や葬儀場を紹介してほしいという問い合わせも多くいただいています。その際にはお客様の意向に沿う最適な葬儀社や斎場をご案内しています」こう語るのは、小谷氏だ。

画像: ライフエンディング事業2部  グループマネージャーの小谷進二氏

ライフエンディング事業2部 グループマネージャーの小谷進二氏

 インターネットで近隣の葬儀社を検索した場合、いくつかの候補が表示されるが、料金やサービス内容が不透明なものもあるため、どこに頼んでいいか分からず迷う人も少なくない。そこで、同サイトでは検索エリア内で利用者の希望する条件に沿った葬儀社を紹介しているそうだ。現在、提携している葬儀社は約900社で、相談件数はこれまでの累積で30万件を突破しているという。

 「他社でも同様のサイトを開設していますが、弊社のサービスはあくまで利用者と葬儀社のマッチングが目的です。提携先の葬儀社の特長を活かしてもらうため、あえて料金や葬儀内容をパッケージ化していません。問い合わせをいただく方の中には、金額を重視する人や内容を重視する人などさまざまです。その中で選択肢を広げて検討していただけることもメリットのひとつです」(小谷氏)

全国の霊園を紹介する
Webサイト「いいお墓」

 「いい葬儀」では葬儀の種類やエリアから検索できるので、ある程度の的を絞った検索ができるのも大きな特長になっている。一方、墓について紹介しているのが「いいお墓」であり、全国を対象とした霊園や墓地、石材店などの情報を配信している。担当の森氏はこう説明する。

 「最近では霊園を探している方もインターネットを利用することが当たり前の時代になっています。『いいお墓』に掲載している物件数は他社のサイトと比較しても圧倒的に多く、樹木葬や納骨堂、永代供養の情報も掲載しているので、さまざまなお墓のタイプを検討しながら検索することも可能です」

画像: ライフエンディング事業1部の森俊貴氏

ライフエンディング事業1部の森俊貴氏

 画像や動画で霊園を紹介し、視覚的にもわかりやすいサイト作りを目指しており、提携先の霊園の成約率向上においても効果を示しているという。また、社内にはユーザーをサポートする専門相談員も用意し、霊園探しのサポートも行っている。

 「資料請求をしていただいたお客様には、新しい情報の配信や詳しい条件をお聞きし、ニーズに合わせて物件を紹介するなど、フォローアップも行っています。そうしたコミュニケーションを密に行えることも、他社にはないサービスであり、『いいお墓』の強みになっていると思います」(森氏)

オーダーメイドの「お別れ会」で
新しい市場を開拓する

 同社ではその他にも、仏壇・仏具を中心に販売店などを紹介するサイト「いい仏壇」の運営も手掛けており、インターネット上で葬儀・墓・仏壇と総合的なサポート体制を整えている。また、2015年にスタートさせたのが、オーダーメイドのお別れ会をプロデュースする「Story(ストーリー)」だ。

画像: 「『月刊仏事』の出版も行っているので、媒体を問わずお客様に有益な情報を発信していきたい」と二人は話す

「『月刊仏事』の出版も行っているので、媒体を問わずお客様に有益な情報を発信していきたい」と二人は話す

 「家族葬などの小規模な葬儀が増える中で、家族以外のご友人や会社の同僚などが葬儀後にあらためて故人を送る会を催したいというニーズも増えてきています。開催場所は斎場だけでなくホテルや思い入れのある施設、または屋外などでピクニック形式を取ったお別れ会を行ったこともありました。故人をよく知る方たちによるオーダーメイド型なので、皆様の納得のいく会ができるのです」(小谷氏)

 コンパクト化した葬儀では心の整理がつかない人も増えているそうで、弔い方が多様化しているからこそ、媒体や方法を選ばず、ユーザーの要望に応えていきたいと小谷氏は話す。

 「サイトや情報誌などはあくまで窓口であって、実際にお客様と対話し、潜在的なニーズを引き出していくことも私たちの役割です。ご希望に沿った葬儀内容やサービスとのマッチングを目指すことが使命だと感じています」


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