「未来へつなGO!!キラリビト」の番外編として、エンディング業界を目指して、日々切磋琢磨している大阪観光専門学校の学生5名をご紹介します。

画像: 写真左から、足立、中川、田中、小林、松浦(敬称略)。授業で使用する模擬祭壇を前に撮影。遺影は学科長の写真を生徒が加工して作成したそう(もちろん、ご存命です)。

写真左から、足立、中川、田中、小林、松浦(敬称略)。授業で使用する模擬祭壇を前に撮影。遺影は学科長の写真を生徒が加工して作成したそう(もちろん、ご存命です)。

学校法人Adachi学園 大阪観光専門学校
学科:葬祭ディレクター

Q.この職業を目指そうと思ったきっかけは?

中川 祖父母の終活を期に、この職業を知りました。中学時代、吹奏楽部の部長をやった時に周りに声をかけたり、献身的に人を支えるよねと、先生に言われて。ありがとうと言われるのが好きだと気付いて、人の人生を最後まで支えていく仕事に就こうと思いました。

松浦 大学の付属高校に通っていた時に、そのまま大学に行くよりも、専門的な知識を得てから就職したいと思って、専門学校を調べて、職業を知りました。オープンキャンパスで学科長にお話を聞き、こんなに尊厳を持った仕事は他にはないと思い、この道に進みました。

足立 就職を考えた時に、将来が安定していて、お給料がいいっていう条件で探して、見つかったのが葬祭ディレクターでした。高校時代にインターンに行き、ご遺族を支える葬祭ディレクターを見て、やりがいのある仕事だろうなと思って目指すようになりました。

小林 祖父のお葬式で、初めて湯灌や納棺の流れを見て、興味を持ち始めて。進学先を葬祭かブライダルに絞って悩んでいた時に、お父さんに「葬祭は将来なくならないし、すごくいい仕事だと思う」と後押しされたことと、祖父のお葬式のこともあり、葬祭に決めました。

田中 高校卒業後、知り合いの先生の元で3年間デザイン系の仕事をしていましたが、別の道を考えた時に、その先生の「人を大事にしなさい」という言葉を思い出して、葬儀だと思いました。一生に一度の最後のお見送りのお手伝いができたらと思い、目指すようになりました。

Q.将来の夢は?

中川 葬祭ディレクターの中でも、「中川さんの葬儀よかったよ」とか「ありがとう」をたくさん言ってもらえる人になりたいです。遺族の方に葬儀のことも思い出に残してもらえたらと思います。

松浦 葬儀を分業制じゃなくて、最初から最後まで付き添ってできるディレクターになりたいです。一人一人に合った葬儀を提案して、「あなたにやってもらってよかった」って言ってもらえるように、柔軟性を持った人間になりたいと思っています。

足立 私は遺族様のご要望に応えられる葬祭ディレクターになりたいです。終活とか生前から相談を受けて、いざお葬式となった時に、その方らしいね、って言われるようなお式をやりたいですね。

小林 私が担当したお葬式が、ご遺族の方に何十年たっても覚えていてもらえたらって思います。私は祖父のお葬式はよく覚えていますが、担当者は覚えてなくて。でも、思い出になるお葬式をしてくれたことにすごく感謝しているし、私もそうなりたいと思っています。

田中 この夏、インターンに行って、現場では葬祭ディレクター以外に葬儀に関わるいろんな仕事があることを知りました。みんなが働きやすい仕組みを作るとか、周りを100の力にするのもカッコイイですし。ディレクターだけにこだわらずに、自分ができる環境があるなら、いろんな方向でも頑張りたいなと思います。

<学校概要>
学校法人Adachi学園 大阪観光専門学校
〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2丁目3−11

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