株式会社西田葬儀社(愛知県名古屋市、代表取締役:西田 栄一氏、以下「西田葬儀社」)は、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年4月より自宅で葬儀を行う「自宅葬」の取扱いを開始した。
サービス提供の背景
現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止への安全性が問われている中、全国の葬儀のうち約8割が葬儀会館で施行されている。葬儀会館には参列者をはじめ、不特定多数の人々が多数出入りするため、葬儀会館でクラスターが発生する恐れもある。
そこで西田葬儀社では、新型コロナウイルスの影響下における葬儀会館での施行による感染の危険性を考慮し、昔ながらのお葬式である自宅葬に回帰することとした。
「自宅葬」の歴史と特徴
かつてお葬式といえば、村社会の共同行為の一つであり、自宅や寺院で行うことが一般的だった。しかし、自宅での葬儀は設営や片付けに手間がかかるため、時代の流れと共に葬儀社が代行するようになり、葬儀会館が普及することで業務の効率化が一気に進んだ。昨今では、葬儀会館でお葬式を行うことが主流となり、街には次から次へと新しい葬儀会館が建てられている。
一方、葬儀会館は回転率こそ良いが、昔ながらの「最後はお家に帰り、お家からおくる」という概念は薄れてしまった。直近では、葬儀会館は多くの人が行き交うため、新型コロナウイルス感染の危険があるという課題を抱えている。
西田葬儀社が提案する自宅葬は、遺族は家から出る必要がないため感染の危険を最小限にとどめられ、さらに、家族だけでお家から送るというお葬式の原点に還り、家族の最後の時間を住み慣れたわが家でゆっくりと過ごすことができる。
【会社概要】
商号 : 株式会社西田葬儀社
代表者 : 代表取締役 西田 栄一
所在地 : 愛知県名古屋市昭和区若柳町2-5
創業 : 1937年6月
創立 : 1984年5月1日
事業内容: 葬祭請負全般、葬儀会館の運営
資本金 : 500万円
URL : https://www.gosougi.co.jp/