空調衛生設備等のエンジニアリング・コンサルティング・設計・製造などを行う菱熱工業株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:近藤貢氏)は、多死社会に向けた葬祭業界や老人ホーム・介護施設などのニーズに対応し、新たな機能を持つ遺体保管庫「Lastect(ラステクト)」を開発、本格発売を開始した。価格は1台125万円(税別、送料別途)で、初年度50台の販売を目指している。
 外装に木目調、大理石調などのダイノックシート(木などの素材に近づけた粘着剤付の印刷化粧フィルム)を採用し、これまでの冷たい雰囲気を払拭。機能面では、風を当てない新設計でご遺体の乾燥を防ぐことを可能にした他、設置工事や配管が不要。

 葬儀を直葬や家族葬で行う家庭が増える中、ラステクトは葬儀単価の低下に苦慮する全国の葬祭会社に、他社との差別化や収益アップをもたらすという。

画像: ご遺体を乾燥させず、そのまま面会できる保管庫「Lastect」発売/菱熱工業株式会社

開発の背景

 「多死社会」とは、高齢者の増加により死亡者数が非常に多くなり、人口が少なくなっていく社会形態のこと。日本は今、超高齢化社会から多死社会を迎えようとしている。2005年に死亡数が出生数を逆転し、2017年における死者数は134万人、出生数は94万人。団塊の世代が高齢に伴い死亡するピークと考えられる2038年には死亡数は170万人になり、年間出生数は70~80万人にまで落ち込むと推計されている。

 しかしながら、年間死亡者数の増加で火葬場不足が深刻化している一方で、残された家族の負担などを考えて直葬や家族葬を希望する人も増えており、葬儀単価は年々低下傾向にある。このような社会状況を踏まえて、当社が開発した新時代の遺体保管庫がラステクトだ。

製品の特長

① 外装にダイノックシートを使用し、高級感をアピール
 ラステクトは、ご遺族や弔問に訪れた方に「見せるための保管庫」として開発。一般に販売されている“ステンレスむき出し”の保管庫の場合、面会の際に保管庫からご遺体を出すスタッフの手間も増えてしまうため、ラステクトはただ保管するのではなく、そのまま面会していただけるよう外装にもこだわり、ダイノックシートが使用されている。部屋の雰囲気に合わせて、木目調のダークブラウン、大理石風の白、ビンクの抽象柄の3種類。

② 風を当てないので、ご遺体を乾燥させない
 近年、都市部では火葬場の予約がなかなか取れず、火葬まで時間が空いてしまうことがあります。これまでの遺体保管庫は、風を当てるためご遺体が乾燥しがちでしたが、ラステクトは風を回さない設計にしているため、乾燥を防ぐ。

③ 取り付け工事や配管が不要、縦型もあり
 ラステクトのサイズはW2250×D950×H1200mm、重さ380kgでキャスター前面ストッパー付き。お部屋のレイアウトに合わせて、横型に加えて縦型も選択できます。縦型は1部屋に複数台設置でき、スペースを有効活用できる。取り付け工事や配管は不要で、100Vのコンセントがあれば使用可能。

画像1: 製品の特長

〈その他の特徴〉
① 側面窓
故人との面会用として取り付け
② 天窓
故人との面会用として取り付け
③ 操作パネル
スイッチのON/OFFや設定温度が変更可能
④ ドレンタンク
結露した水が溜まり、外から容易に排出できる
⑤ ステップ
故人との面会時に使用する踏み台
⑥ オゾン脱臭装置
庫内に取り付け可能。オゾン量が調節できるため、不快なオゾン臭も軽減
⑦ 寝台
庫内にスライドレールが付いており、引き出し可能。棺ごと安置することができる
⑧ 関連商品
簡易保管庫(ストレッチャーなし、価格16万円=税別)〈その他の特徴〉

画像2: 製品の特長
画像3: 製品の特長

<会社概要>
会社名:菱熱工業株式会社
住所 :東京都大田区南馬込2-29-17
TEL:03-3778-2111 FAX:03-3778-2100
創  業:1948年7月21日
設立:1966年2月9日
資本金:1億円
売上高:84億円(平成28年9月期・関連会社含)
代表取締役社長:近藤 貢
従業員:135名
事業内容:冷熱エンジニアリング 冷熱エンジニアリング総合企業
冷熱プラント、冷熱機械、環境装置、冷凍冷蔵、
空調衛生設備のエンジニアリング、コンサルティング、
設計、製造、施工、メンテナンス
オフィシャルサイト:http://www.ryonetsu.com/

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