仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:大澤静可氏、以下大野屋)では、お墓やお葬式、お仏壇のことに加え、仏事のマナーや季節行事のしきたりにいたるまで様々なシーンで利用者の供養の気持ちをサポートし、相談に答えている。
大野屋は、2018年9月21日~9月30日にかけて、全国10代以上の男女に対し「葬儀」に関する意識調査を実施し、調査結果を発表した。
調査概要
- 調査対象:全国10代以上の男女
- 回答人数:2,347人
- 調査期間:2018年9月21日~9月30日
- 調査方法:インターネット
Q1. 自分自身の葬儀について考えることがありますか?
自分自身の葬儀について考える機会があるかどうかを聞いたところ、「よく考える」と答えた人は7%、「考えたことがある」と答えた人は29%と、全体の約4割の人が葬儀について考える機会を持っていることが分かった。一方、「考えたことはない」と答えた人は26%、「今はまだ考えたくない」と答えた人は37%となった。
年代別に回答を見てみると(Q1-2)、60代以上になると「考えたことがある」と答えた人が最も多くなり、高齢になるにつれ自分自身の葬儀について考える機会が増加している実態が分かる一方、10~20代では31%が「よく考える」「考えたことがある」と回答しており、30代の29%を上回る結果となった。若年層でも一定数の人が自分自身の葬儀について考える機会を持っていることが伺える。
(Q1-2.年代別の回答)
Q2. 自分が亡くなった時に葬儀をしてほしいと思いますか?
自分が亡くなった時に葬儀をしてほしいか聞いたところ、「自分の希望通りの葬儀ならしてほしい」(38%)が最も多く、次いで「してほしくない」が37%、「してほしい」が26%となった。「自分の希望通りの葬儀ならしてほしい」(38%)、「してほしい」(26%)を合わせると、全体の半数以上の64%の人が自分が亡くなった時に葬儀をしたいと考えていることが分かった。
また、年代別に回答を見ると、10~20代の若年層で「してほしい」「自分の希望通りの葬儀であればしてほしい」の合計が各年代で最も多い76%となり、若年層の葬儀に対する高い関心が表出している。
(Q2-2.年代別の回答)
Q3. どんな葬儀だったらしてみたいと思いますか?
どんな葬儀だったらしてみたいかを聞いたところ「家族や限られた友人知人を招いた家族葬」(44%)が最も多く、「宇宙葬、海洋葬などの新しい形式の葬儀」(16%)、「お別れ会のようなカジュアルな葬儀」(13%)が続く結果となった。
年代別に見ると、全ての年代で家族葬をしてみたいと答えた人が最も多い結果となったが、10~20代、60代以上で「お別れ会のようなカジュアルな葬儀」が2番目に多い。
また、10~20代では他の年代と比較し、「たくさんの人を招いたにぎやかな葬儀」「好きなものをモチーフにした葬儀(音楽葬など)」の割合が突出して高くなり、にぎやかで明るい雰囲気の葬儀が若年層に人気であることが伺える。
(Q3-2.年代別の回答)
Q4. 葬儀が必要だと思う理由は何ですか?自分自身、自分以外の葬儀も含めて、当てはまるものすべてを選んでください。(複数回答可/葬儀が必要でないと思う人は除外)
葬儀が必要だと思う理由を聞いたところ、「故人と最後のお別れをする大切な場だから」(32%)が最も多く、次いで「故人の魂をきちんと供養する場だから」(14%)、「故人との思い出を振り返る場だから」(13%)という結果になった。
Q5. 葬儀が不要だと思う理由は何ですか?自分自身、自分以外の葬儀も含めて、当てはまるものすべてを選んでください。(複数回答可/葬儀が必要だと思う人は除外)
葬儀が必要ではないと思う理由をきいてみたところ「お金がかかるから」(30%)が最も多く、次いで「やることが多くて面倒だから」(16%)、「形式ばっていて古臭いから」(14%)となった。
また、「遠くに住んでいると行くのが大変だから」(11%)、「年配の人は参列するのが大変だから」(10%)など距離や体力の問題など物理的な理由も項目に上がった。
大野屋仏事アドバイザー 川島敦郎氏のコメント
今回は、葬儀について皆さまがどのようなニーズを持たれているか、詳しく調査しました。10代から70代以上に至るまで、幅広い年代の方に「自分が亡くなった時に葬儀をしてほしいか」聞いたところ、「自分の希望通りの葬儀ならしてほしい」(38%)と答えた人が最も多く、「してほしい」(26%)と回答した人を合わせると、全体の約6割にあたる64%の人が「自分が亡くなった時に葬儀をしてほしい」と考えていることが分かりました。なかでも10~20代の若年層では約8割の人が「葬儀をしてほしい」と考えており、各年代別にみても葬儀に対する関心が最も高い結果となりました。
また、今回の調査では、希望の葬儀の形式として「家族や限られた友人知人を招いた家族葬」(44%)が最も多い結果となりましたが、ここでも10~20代で「たくさんの人を招いたにぎやかな葬儀」(12%)、好きなものをモチーフにした葬儀(音楽葬など)(10%)の割合が高くなるなど、若年層の嗜好に他の年代とは異なった傾向が表れました。
葬儀のスタイルは、核家族化などの社会的背景やライフスタイルの変化などにより、様々に変化しています。自分らしいエンディングを迎えるために、葬儀に関してのイメージを整理し、元気なうちから自分の希望を周囲の人にしっかりと伝えておくことは非常に重要です。
大野屋では業界に先駆けて開発した家族葬専用式場「フューネラルリビング」や、こだわりの美しい花々で故人を送る「新花で送る家族葬」をはじめとした、皆様の様々なご要望に柔軟に対応できる式場、プランを各種ご用意しております。リビングで過ごすようにゆっくりと故人を送ることができる「フューネラルリビング」では、見学も承っています。ぜひお気軽に足を運んでいただければと思います。
大野屋の「家族葬」専用式場フューネラルリビング(小平・横浜)
斎場でのお通夜や告別式といった現在の葬送スタイルとは異なり、親族や親しい方々がお別れの時間をゆっくりと過ごすことができる家族葬専用式場。自宅のリビングで行うように利用することができ、滞在中は専任のコンシェルジュが身の回りのお世話や会葬者への対応などをすることで、遺族は故人とゆっくりお別れの時間を過ごすことができる。
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