画像: ライフアンドデザイン・グループ株式会社 事業戦略本部 部長 嶋崎元

ライフアンドデザイン・グループ株式会社 事業戦略本部 部長 嶋崎元

どこの葬儀社もやっている、チラシによる販促活動。どれくらい、何をやれば効果が出るのか?試行錯誤されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ライフアンドデザイン・グループ(以下、L&Dグループ)で、葬儀社向け事業コンサルティングサービスを担当する嶋崎に、「勝てるチラシ」づくりの秘訣を聞きました。

勝つためには量と質の両面から

━━受注がググッと増えるチラシを作りたいんですけど、どうすれば良いですか?

勝てるチラシを考えるには、「量」と「質」の両方からアプローチする必要があります。

「質」にあたるチラシの中身を考える前に、まずは自社が戦っているエリアについて、何の媒体が効果的なのか、また、どのくらいの「量」を投下するべきかを決めることから始めましょう。

例えば、首都圏の高層マンションが立ち並ぶ中では、恐らく新聞を取っている家庭もほとんどないし、ポスティングしてもお客さまに届くのかすら危うい。一方、郊外であれば、まだまだチラシも効果的。郊外でも地域によってはWebの方が強い、というところもあります。

勝てるチラシをたくさん撒いても、紙が弱い地域であれば、お客さまに到達しない。「やってるけど効果が出ない」という場合は、手段の選択ミスが理由かもしれません。自社の商圏範囲を細かく色分けして、どのエリアがチラシで勝てるのかを線引きすることが先決です。

どうやってお客さまの目をとらえるか

お客さまに到達させるための方法や「量」が決まったら、次は「質」についても考えてみましょう。

「勝てるチラシ」とは、そのエリアのお客さまが欲しい情報が分かりやすく書かれているか、これに尽きます。一方、「負けるチラシ」は、葬儀社が伝えたいことばかりが目立ってテキストだらけのもの。

例えて言うなら、なんとなく商品を眺めようかと店に入ったら、すぐさま店員さんが寄ってきて、こちらの要望も聞かず、一方的に商品説明をまくしたてられた......それに似た状況がチラシ上で起こっています。

━━思い当たるフシが・・・なんとも耳が痛いです(笑)

じゃあ、お客さまは何の情報を欲しがっているのか。入れるべき要素は、とてもシンプルです。

以前、L&Dグループ子会社の洛王セレモニーで、施行を依頼されたお客さまに対し「チラシの何が印象に残っているか」アンケートを取ったことがあるのですが、その結果は、1位:「家族葬」の文字、2位:金額、3位:ホールの場所の順でした。

その中でも1位、2位と3位の間には大きな開きがあります。まずは「家族葬」「葬儀の金額」を特に目立つようにして、お客さまの視線をとらえられるようにデザインしましょう。

画像: 同じくL&Dグループ子会社である神奈川こすもすのチラシ 「家族葬」「金額」がよく目立ち、ホール名と場所も分かりやすく示されている

同じくL&Dグループ子会社である神奈川こすもすのチラシ
「家族葬」「金額」がよく目立ち、ホール名と場所も分かりやすく示されている

知っていたのに、たどり着けない?!

━━「入れるべき要素」について、よく分かりました。「どう見せるか」という点についてもアドバイスをいただけますか?

常に意識すべきことは、「葬儀という商品は、日常欲しいものではない」ということです。普段は求めていないものだからこそ、必要になったときにいかにして自社を思い出してもらえるかが大切です。

しかし、チラシの作り方を間違ってしまったがために、せっかくお客さまが自社を想起してくれたのに問い合わせ先が見つけられず、たどり着けないということが起こりがちです。

それを防ぐためには、自社がお客さまに抱いて欲しいイメージを明確にし、それをチラシだけでなく、自社ブランディングの全てに統一して見せることが重要です。

━━ブランディングって具体的にどういうことを決めればいいのでしょうか。

最初に「コーポレートカラー」を決めましょう。意外とこれがおろそかになっている葬儀社さんは多いんです。

想像してみてください。例えば、ホールの看板にはグリーンを使っているのに、チラシは注意をひこうと黄色で作成、ホームページは信頼感あるブルーに。
......それでは、チラシを見たときに「いつも車で前を通りかかっている、あの会館ね!」と結びつきにくい。

画像: そのチラシで「問い」起こせていますか?広告クリエイティブサービス/ライフアンドデザイン・グループ株式会社

いざ、チラシで見たあの葬儀社に相談しようと思っても、肝心のチラシが見あたらず、ホームページを探しても、どの会社だったか確信が持てず、結局、たどりつけない、なんてことになりかねません。自社「らしさ」とは何かを考え、統一した色使いをすることが肝要です。

━━色の印象って大きいですよね。他にも注意すべき点はありますか?

もうひとつ大事なのが自社商品のコンセプトに合った「レイアウト」「フォント」を選ぶこと。例えば、高級感ある邸宅葬ホールなのに、チラシではインパクトを出そうとコントラストの強い配色でゴシック体の文字を使った場合、ホールのイメージと合わず、お客さまが混乱してしまいます。

コーポレートカラーと同じで、当社やホールが与える印象に一貫性をもたせることが大切です。

何のためにチラシを打つのか。

━━教えていただいたことを忠実にやれば、受注増加も期待できますね!

いえ...そもそも、チラシをつくる目的って何だと思いますか?

紙切れ一枚で、葬儀の受注が取れると誤解されている会社さんも多い。でも本当は、チラシは「問い」を起こすためにやるものです。「問い」とは、すなわち資料請求・事前相談・電話メールでの相談などですね。チラシを使ってお客さまとの接点を増やすことが目的です。

「問い」を起こすために何ができるか、フューネラルアカデミーでは、具体的なテクニックをお伝えし、チラシのブラッシュアップトレーニングも行います。


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画像: これならできる!勝てるチラシの作り方、お伝えします。

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