2020年2月1・2日の両日、京都市勧業会館(みやこめっせ)にて、第55回京仏壇・京仏具展が開催され、多くの人で賑わった。

画像1: 「なむあみだ仏っ!−蓮台UTENA−」× 京仏壇・京仏具/京都府仏具協同組合 〜第55回京仏壇・京仏具展〜

今回は、人気ゲームアニメ「なむあみだ仏っ!−蓮台UTENA−」とのコラボイベントも同時開催。同ゲームは、DMM GAMESが運営する本格バトルRPG(ロールプレイングゲーム)で、如来や菩薩がキャラクターとして活躍する内容。2019年4~6月にはテレビアニメも放映され、女性ファンが多い。

コラボブースでは、ゲーム内に登場するキャラクターの等身大パネルを展示、キャラクターのモデルとなった大日如来などの仏像がキャラクターのイラストとともに並べられた。

主催者の意図したとおり、今年は若年層の来場が増加。目当てのキャラクターの前で写真を撮る来場者も見られた。限定コラボグッズ販売コーナーも好評だったようだ。

「職人体験コーナー」では、コラボイベントにちなんで、仏像に関連した木板梵字線彫り、梵字入り青貝スプーン研ぎ出し、真鍮板梵字鋤彫りなどが企画され、たくさんの来場者が職人の方々の指導のもと、自身の作品づくりに励んでいた。

また、京仏壇の特徴である、細かい工程別の分業による技術の詳細がよく分かる「実演コーナー」も人気だ。来場者が足を止めて、職人の巧みな技に嘆息し、声をかける姿もあった。

むろん、伝統的工芸品に指定された京仏壇・京仏具や、大学との連携により開発された新デザインの仏壇、「京仏ソムリエ」に認定されたベテラン勢がプロデュースした仏壇など、伝統技術を存分に発揮した京仏壇・京仏具の展示も数多く展示され、訪れた人々は皆、それらの技術の精巧さや大胆なデザインに見入っていた。

▼京都府仏具協同組合公式サイト
https://www.kyobutsugu.com/


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