終活関連サービスを提供する株式会社 鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長:清水 祐孝氏、証券コード:6184)は、「第2回 改葬・墓じまいに関する実態調査(2020年)」を実施し、調査結果をまとめた。

「改葬・墓じまいは大変」約7割の人が感じているハードルの高さ

近年、「お墓は先祖代々管理していくもの」という考えから「お墓を含めた供養に対する考えは十人十色」という考えに変化しており、改葬や墓じまいを選択する人が増えている。

その一方で、費用面の不安や家族間で意見が異なったりと、なかなか決断出来ずにいる人も多い。また、同社が行った「第1回 改葬・墓じまいに関する意識調査(2019年)」でも、約7割の人が「改葬・墓じまいは大変だと思う」と回答。自分で行うにはハードルが高いと感じ、後回しにした結果、全国で無縁墓が増えてしまうといった社会問題も出てきている。

では、実際どのくらいの費用や期間が掛かるのだろうか。第2回の調査では、改葬・墓じまいを経験した人を対象に改葬理由や掛かった期間などの実態調査が行われた。

※改葬…お墓を移動させることを指す
※墓じまい…お墓を片付けて更地にし、お寺や墓地の管理者に敷地を返還することを指す
※無縁墓…承継者がいなくなった墓、管理費が一定期間以上支払われなくなり、管理者と連絡がとれなくなってしまった墓のことを指す

調査結果トピックス

経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

1. 改葬・墓じまいの経験者のうち、お墓の跡継ぎである人が約7割
― 30代が約9割と最も多い結果に ―

画像1: 経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

改葬・墓じまいの経験者へ「お墓の跡継ぎであるか」を聞いたところ、「お墓の跡継ぎである」と回答した人が73.2%、「お墓の跡継ぎでない」と回答した人が26.8%という結果になった。

画像2: 経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

「お墓の跡継ぎである」と回答した人を年代別にみると、30代:89.2%、40代:77.5%、50代:64.0%、60代以上:62.2%となり、ライフステージの変化が大きい30代が最も高い割合となった。一家の大黒柱になる人も多く、将来について考える機会が増えることが理由と考えられる。

2. 改葬・墓じまいをした理由は「遠方にお墓があるから」が約6割

画像3: 経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

改葬・墓じまいの理由を調査したところ「遠方にお墓があるから」という理由が58.2%と最も高く、次に「墓守が途絶えるから」という理由が37.5%、「管理費が掛かるから」という理由が22.1%という結果になった。

先祖代々のお墓がある場所と、現在生活している場所が異なるとお墓の管理は難しくなる。その結果、居住地の近くにお墓を引っ越したり(改葬)、将来的に墓守がいなくなる場合は自分の代で墓じまいを考える人が増えている。

3. 改葬・墓じまいに掛かった期間は3ヶ月未満が約4割、1ヶ月未満が約3割

画像4: 経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

改葬・墓じまいに掛かった期間を調査したところ「3ヶ月未満」と回答した人が42.3%、「1ヶ月未満」と回答した人が27.7%という結果になり、約7割が3ヶ月以内に改葬・墓じまいを終えていることが分かった。

「第1回 改葬・墓じまいに関する意識調査(2019年)」でも、改葬・墓じまいに対して「大変だと思う」人が約7割いることが分かったが、きちんと手順をふめば短期間で作業を完了することができる。

4. 改葬・墓じまいに掛かった費用は50万円以内が約4割

画像5: 経験者に聞いた、改葬・墓じまいの実態

改葬・墓じまいに掛かった費用を調査したところ、「50万円以内」と回答した人が40.8%、「51万円以上」と回答した人が31.6%という結果になった。移転元(改葬・墓じまいをしたいお墓)や移転先(新しいお墓)の種類、引っ越し方法、改葬であるか墓じまいであるかによって総額の費用は異なるが、主な内訳は以下の通り。

【移転元での主な内訳】

・必要書類の発行手数料
・墓石の撤去処分、区画整備代(墓じまいの場合)
・遺骨の取り出し費用
・お布施代
・離檀料(檀家だった場合)
・墓石運搬費用(移転先で使用する場合)

【移転先での主な内訳】

・永代使用料、事務手数料
・新しい墓石代(新しい石碑を建てる場合)
・建墓の基礎工事、据付工事費用
・埋葬費用
・お布施代
・入檀料(移転先が寺院だった場合)

鎌倉新書 広報担当者コメント

当社は、終活を「人生の終わりに向けて前向きに準備することで、今をよりよく生きる活動」と定義しています。将来の心配ごとを少しずつ減らしていくことで、大切な家族との時間、挑戦したいことや好きなことに向き合える時間が増えていきます。

調査結果からも、改葬・墓じまいを経験した30代のうち、お墓の跡継ぎである人は89.2%と、世代別に比較しても多いことが分かりました。早い段階で状況を把握しておくことで費用の工面等を行うことができ、メリットも大きいです。「管理が大変」「跡継ぎがいない」「子どもに迷惑を掛けたくない」など改葬・墓じまいの理由は様々ですが、家族や親戚と話し合いを重ね、それぞれの将来がより良くなる選択をして頂きたいと考えています。

当社が運営する日本最大級のお墓情報サイト「いいお墓」にも、「先祖代々のお墓を、今自分が住んでいる地域に引っ越したい」「子どもに迷惑をかけないように、自分の代で墓じまいを考えている」などの相談が日々寄せられています。お墓に関する悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

葬祭業特化型の人材エージェント「シンテンチ」
葬祭業特化型の人材エージェント「シンテンチ」

This article is a sponsored article by
''.