画像: “僧侶資格証明証”の発行を開始/一般社団法人日本仏教協会

一般社団法人日本仏教協会(所在地:東京都千代田区)は、葬儀や法事でお経に来たお坊さんが、本当に有資格者のお坊さんなのかと不安に感じる方が増えたということを受け、僧侶を守ること及び、信用度を保つために、僧侶個人を間違いなく僧籍を持つ僧侶であることを保証する証明証の発行を開始した。

間違いなく僧籍を持つ僧侶であることを証明し、僧侶の信用度を守る

◆僧侶の信頼低下という現状
昨今、菩提寺を持たない方やお寺と関わりのない方が葬儀や法事を営む際に、企業・団体が希望の宗派のお坊さんを手配するサービスがあり、一部の心ない企業や自称僧侶が、僧籍を持たないものを手配したり、違う宗派の法務を行ったりすることがあるとメディアで報じられ、僧侶に対する信頼が下がってしまっている。

そこで、同協会は、真面目に活動する僧籍をもつ僧侶が自身の僧籍を証明し、信用を保つための証明証が必要であると考えた。

◆お坊さん派遣(手配)は悪いサービスではないが、問題点もある
核家族化が進む現在、お寺と付き合いのある方は都市部では少なくなってきている。しかし、お坊さんを呼んで故人への供養を行いたいという方が手軽に利用でき、お坊さんを呼ぶことができるというサービスは、供養の文化を残すことに貢献しているだろう。

一方で、メディアが報じるような悪い側面や、実際に僧籍を持つお坊さんが来てくれるのかという不安が明確に解決されていないことも事実という。

◆僧籍を証明して不安を解消したい
僧籍とは、僧侶となり、所属宗派に僧侶として登録された籍をいう。僧籍を証明することが、有資格者の僧侶であることを証明する事になるが、葬儀や法事の場で証明することはとても難しい。
“度牒”という僧籍に入った際に授与される書類を提示すことで、自身が間違いなく僧侶であることの証明ができる。しかし、“度牒”は常時持ち歩けるような大きさではなく、大切な書類であるため、持ち歩く僧侶はおらず、葬儀・法事の場でこれを提示することができない。

◆自身の僧籍をカード型証明証で提示可能
本証明証を発行する際に、各僧侶に僧籍を証明する書類の写しと住民票を提出する必要があり、それらを精査した上で、間違いなく僧籍を持つ僧侶であることを同協会が保証する。

カード型の証明証であることにより、常時持ち歩くことができ、葬儀・法事の場でこれを提示することが可能になる。間違いなく僧侶であることをきちんと提示することにより、安心と信用をもっていただけることだろう。

日本仏教協会オフィシャルサイト: https://nihon-bukkyou.com/
僧侶資格証明証について :https://nihon-bukkyou.com/certification/


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