全国初!公営墓地をふるさと納税の返礼品として取り扱う

長野県小諸市役所(長野県東部地域、市長:小泉 俊博氏)は、同市が運営する公営墓地「市営 高峯聖地公園」合葬式墓地の永代使用権を2018年2月20日(火)にふるさと納税の返礼品として登録した。

ふるさと納税の寄附を受け付ける最大手サイトである「ふるさとチョイス」には、寺院が営む霊園の使用権は登録されているが、公営の墓地をふるさと納税の返礼品として取り扱うケースは極めて珍しく、全国初(※)の取り組みになる可能性がある。(※小諸市役所企画課調べ)

市役所庁内では、寄附を受け付ける部署と公営墓地の管理・運営を担当する部署が異なることから墓地の使用権をふるさと納税の返礼品とすることに協議の時間を要したが、小諸市の素晴らしい環境を全国にPRしたいとの思いから部局連携での取り組みが実現することとなる。

「公営墓地・埋葬権」に問い合わせ殺到

全国初の取り組みとして受け付け開始から約8カ月が経過し、実際の申込みや資料請求などの400件を超える問い合わせが寄せられている。

市では予想以上の反響を受け、公営墓地と市内の観光スポットを巡るツアーを企画したところ、募集開始から一週間ほどで定員30名に対して50名以上の参加希望があり、運行バスを大型に切り替えて対応するほど大盛況となった。

市の担当者は「予想以上の反響に、今の社会が抱える墓の問題が窺えます。今回のツアーでは、参加者が市内の観光スポットを一緒に散策したり、昼食を共にすることを通して、将来共に永眠することになる(検討中の方含む)者同士が生前に縁をつなぐきっかけとなれば嬉しい。」と話す。

「お墓仲間」生前から親しく!

実際、ツアーに申し込んだ県内他市在住の男性(ふるさと納税者)は、「将来、一緒に眠ることになる方とお会いする良いチャンス。素晴らしい企画であり、ツアー当日が楽しみ。」と話す。その他ツアーには、既にふるさと納税により合葬墓の使用権を取得した3名を含む合計49名が参加予定。

市では、都市部で「お墓」をめぐる問題が注目されるなか、慰霊の場として最適な環境を提供し得る小諸市と、故人の安らかな永眠を願うご遺族の思いを「ふるさと納税」で結ぶ取り組みを発展させていく方針である。今後は実際に合葬墓の申込者が生前に交流ができるような機会の創出も検討していくとしている。

ツアー概要

名 称  : “爽やか信州小諸”

      紅葉燃ゆる秋の懐古園と高峯聖地公園 合葬墓見学ツアー

日 時  : 2018年10月27日(土)11:00~14:30

      詳細PDFチラシ: https://www.atpress.ne.jp/releases/168839/att_168839_1.pdf

参加人数: 49名(受付終了)

※今回ツアーに参加できなかった方は、11月毎週水曜日と11月17日(土)に現地見学と個別相談を受けられる。

高峯聖地公園の特徴

画像: 安らかな眠りに最適な高峯聖地公園からの眺め

安らかな眠りに最適な高峯聖地公園からの眺め

標高1,000m。高原の自然豊かな環境にある市が運営する公営の墓地。「合葬」という方式で、合葬専用墓に複数のお骨を埋葬する。永代供養墓とは異なり、霊園(お寺)が代わって故人の供養をすることはなく、遺族はいつでもお参りすることができる。

施設の維持管理は市が行い、通常発生する管理料や清掃手数料等は不要。埋葬にあたってA4版サイズの御影石製墓誌板に、戒名やお名前を刻んで供養することが可能。

・公営ならではの永遠の安心

市が運営・管理する公営墓地のため、埋葬の権利は確実かつ永続的に維持される。遺族にとっては、将来にわたってお墓の継承に頭を悩まされることがない。

・永久無料の年間管理費

草木の剪定、建物の修繕など施設の維持管理は市が責任をもって行う。管理費、共益費、光熱費が発生しないことから、遺族の負担を減らすことができる。

・自然豊かな絶好の環境

標高1,000mの高原。北に浅間山・高峯山、南に日本アルプスを望む美しい環境の霊園は、真夏でもさわやかな風が通り抜ける。故人の安らかな眠りに最適の地である。

・宗教・宗派は問輪内

宗教・宗派を問わず、誰方でも利用可能。(※ 埋葬は焼骨に限り、散骨はできない。)

・生前申込みが可能

いざと言うときに慌てることがない。

・市職員が現地をご案内

希望により、市の担当職員が現地を案内するほか、必要に応じて交通アクセスやその他関連情報も提供している。

小諸市の他のふるさと納税

小諸市ではこれまでも、野生鳥獣対策のため駆除された鹿肉を市内の加工施設でドッグフードへと加工した商品「KOMORO PREMIUM」やアニメ作品「あの夏で待ってる」や「ろんぐらいだぁす!」とコラボしたオリジナルポスターをふるさと納税の返礼品として展開する取り組みを行ってきた。

今後も、自主財源の確保と小諸の魅力発信を目的として、ふるさと納税をとおして市の特産品や特徴的な取り組みを全国の皆様にPRし、小諸のファンを増やしていきたいと考えている。

ふるさと納税寄附ポータルサイト「ふるさとチョイス」

詳しくはこちら:https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/20208

長野県小諸市について

長野県小諸市は、人口42,649人(2018年9月1日現在)で雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れ、標高2,000mから標高600mまで1,400mもの高低差がある。

ツアーに含まれる懐古園観光

「懐古園」として知られる小諸城址は、春の桜、秋の紅葉など季節を通し数多くの観光客が訪れている。また、城郭は浅間山の火山灰土が雨で削られた谷を利用しており、城下町よりも低い位置にある日本で唯一の「穴城」として、日本100名城にも選ばれている。文豪、島崎藤村や高濱虚子のゆかりの地でもある「詩情あふれる高原の城下町」である。

市の担当者は「高峯聖地公園では、豊かな自然・美しい眺望・静寂のなかに小鳥のさえずりが聞こえます。慰霊の場として最適な環境である公営墓地を、皆様に是非ご利用いただきたいです。」また、「小諸市を故人のこころのふるさととしていただくことで、安らかな眠りを願います。」と伝えている。

小諸市へは、東京から約160km、車で2時間半・電車で約1時間半とアクセス抜群。軽井沢町からは「しなの鉄道」で24分、車で約30分。

長野県 小諸市の詳しい情報


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